八王子で注文住宅を建てる上で重要になる資金計画について解説します。
八王子で注文住宅を建てようとしている場合、どれぐらいの資金を用意すればよいのだろうと悩んでしまうことは多いはずです。しっかりとした資金計画をたてておくことは、注文住宅を建てる際にとても大切なことになってきます。
家を買うときに全額現金で購入できる人はほとんどいません。ローンを組むのが普通ですが、それでも自己資金をいくらか用意する必要があります。
住宅ローンで借入可能なのは、購入価格や建設費の80%までが一般的です。そのため、住宅購入資金の20%程度は自己資金として用意しておく必要があります。
住宅を購入する際には、頭金が住宅購入資金の2割、プラス住宅ローンの諸費用が必要になると言われています。手持ちの資金をすべて住宅購入の頭金にすることは出来ませんので、まずはどのくらいの額が住宅購入の資金に充てられるかを考えてみましょう。
自己資金が足りない場合は親からの支援なども考えてみましょう。親・祖父母からの援助資金でも、その額が1年間に110万円を超えると贈与税が課税されます。そのため資金援助ではなく、親から借金をする方法もあります。
税務署に贈与とみなされないように、きちんと契約書を作成して、銀行振込みなどで返済の実績を残しておけば問題はありません。この際の金利は住宅ローンの相場よりも低く設定しても大丈夫です。
このように、注文住宅を建てる時は、頭金の自己資金だけでもさまざまな方法で用意することができるので、資金計画をたてることがとても大切になってきます。どの程度の費用がかかるのか、どれぐらいの資金が必要になるのか、しっかりと考えるようにしましょう。
注文住宅を建てるさい、自身の年収にあった資金計画を立てることが重要となります。下記にて一般的な注文住宅を建てるさいの年収ごとの資金計画例を紹介します。
預貯金額や年齢によって、重視するポイントは異なります。最初に無理のない資金計画を立案することも大切ですが、長期間の返済中にも、返済を緩和する対策を用意することも考えておきましょう。
家族構成 | 夫33歳 妻32歳 子供3歳 |
---|---|
土地価格 | 800万円 |
住宅建築費 | 1,500万円 |
自己資金 | 180万円(内、80万円贈与額) |
頭金 | 80万円 |
諸費用 | 100万円 |
住宅ローン借入額 | 2,220万円 |
返済額 | 月5.5万円×35年(ボーナス時加算額:8万円/固定期間選択型(10年)/金利1.07% |
自己資金が少なくても、プラン次第で住宅購入は可能です。ボーナス時加算も無理のないように見積もっていますが、35年という長期の返済なので確実に支払い続けられるかどうかも心配です。昇給分や賞与額の多いときに、うまく繰り上げ返済なども検討したいところです。 住宅ローンを支払っている場合、減税措置がありますが年収が多くないと現在額も相対的に低くなってしまいます。その問題が解決するために国土交通省が実施している「住まい給付金」という制度がありますので、ぜひ利用を検討してみましょう。
参考:住まい給付金サイト
家族構成 | 夫30歳 妻27歳 子4歳 子1歳 |
---|---|
土地価格 | 1,070万円 |
住宅建築費 | 1,800万円 |
自己資金 | 500万円(内、70万円贈与額) |
頭金 | 350万円 |
諸費用 | 150万円 |
住宅ローン借入額 | 2,220万円 |
返済額 | 月7万円×35年(ボーナス時加算額:なし/固定期間選択型(3年)/金利0.89%) |
住宅購入は約2割の頭金が必要と言われています。このケースでもやや頭金が少なめなのですが、内装に凝る場所、凝らない場所のメリハリを付けることで総コストを抑え、借入金をできるだけ少なくしたそうです。ボーナス時の加算がないので、上手く繰り上げ返済を行いたいところです。金利が固定期間3年でその後は変動型のプランになっていますが、3年固定は、変動金利の増え幅に上限がありません。急激な金利上昇に備えるためにも、ボーナスを使った繰り上げが重要になるでしょう。
家族構成 | 夫44歳 妻40歳 |
---|---|
土地代金 | 1,300万円 |
住宅建築費 | 1,510万円 |
自己資金 | 600万円(うち贈与額、500万円) |
頭金 | 500万円 |
諸費用 | 100万円 |
住宅ローン借入額 | 2,310万円 |
返済額 | 月7.2万円×30年(ボーナス時加算なし/変動型/金利0.725%) |
頭金は理想の20%近く用意できていますが、気になるのはローン終了が定年後ということ。40歳過ぎてからの住宅ローンは、定年後の資金計画が重要なポイントです。いくらぐらい残高が残っていて、例えば退職金を当てるとしてもその後のライフプランとの兼ね合いも考慮する必要があります。
家族構成 | 夫30歳 妻31歳 子1歳 |
---|---|
土地代金 | 600万円 |
住宅建築費 | 2,250万円 |
自己資金 | 600万円(うち贈与額:500万円) |
頭金 | 400万円 |
諸費用 | 200万円 |
住宅ローン借入額 | 2,450万円 |
返済額 | 月8.2万円×35年(ボーナス時加算なし/固定期間選択型(10年)/金利2.1%) |
月8.2万円の支払いなら、ファミリー用の賃貸マンションと比べても安いかもしれません。ですが、自己所有の住宅だと定期的に修繕費用なども必要となるので、ボーナスを活用し、修理用の積立や繰り上げ返済を行いましょう。また、10年固定の金利は、大きく下がる場合もあります。そのような時には、借り換えを検討してもよいでしょう。
家族構成 | 夫38歳 妻34歳 子4歳 子1歳 |
---|---|
建築費 | 3,550万円 |
自己資金 | 1,700万円(うち贈与額:350万円) |
頭金 | 1,550万円 |
諸費用 | 150万円 |
住宅ローン借入額 | 2,000万円 |
返済額 | 月7万円×20年(ボーナス時加算20万円/全期間固定型/金利1.1%) |
支払い年数を短くするために、ボーナス時の加算額を20万円とかなり多めにとっているところが特徴的です。年収のうち、ボーナスが占める割合にもよりますが、ボーナス時加算額を大きくし過ぎることにはリスクもあります。安全な範囲で検討するなら、毎月の支払額の2倍程度がおすすめです。
家族構成 | 夫43歳 妻42歳 子13歳 子10歳 |
---|---|
土地代金 | 2,150万円 |
住宅建築費 | 2,210万円 |
自己資金 | 900万円(うち贈与額:500万円) |
頭金 | 860万円 |
諸費用 | 40万円 |
住宅ローン借入額 | 3,500万円 |
返済額 | 月9.5万円×35年(ボーナス時加算なし/変動型/金利0.75% |
完済予定の35年後は、夫の年齢が78歳になります。繰り上げ返済も計画として組み込んでいるようですが、これから進学にお金のかかる時期。子供の大学卒業など教育の目処に合わせて、繰り上げ返済を行うのがよいでしょう。
以上、年収別の住宅購入資金プランの例とポイントを紹介しました。家族構成や年齢、収入構成(共働きか賞与の割合はどの程度かなど)に合わせて、柔軟に資金プランを検討することが大切です。
注文住宅を建てるさい、自身の年収にあった資金計画を立てることが重要となります。下記にて一般的な注文住宅を建てるさいの年収ごとの資金計画例を紹介します。
預貯金額や年齢によって、重視するポイントは異なります。最初に無理のない資金計画を立案することも大切ですが、長期間の返済中にも、返済を緩和する対策を用意することも考えておきましょう。
家族構成 | 夫33歳 妻32歳 子供3歳 |
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土地価格 | 800万円 |
住宅建築費 | 1,500万円 |
自己資金 | 180万円(内、80万円贈与額) |
頭金 | 80万円 |
諸費用 | |
住宅ローン借入額 | 2,220万円 |
返済額 | 月5.5万円×35年(ボーナス時加算額:8万円/固定期間選択型(10年)/金利1.07% |
自己資金が少なくても、プラン次第で住宅購入は可能です。ボーナス時加算も無理のないように見積もっていますが、35年という長期の返済なので確実に支払い続けられるかどうかも心配です。昇給分や賞与額の多いときに、うまく繰り上げ返済なども検討したいところです。 住宅ローンを支払っている場合、減税措置がありますが年収が多くないと現在額も相対的に低くなってしまいます。その問題が解決するために国土交通省が実施している「住まい給付金」という制度がありますので、ぜひ利用を検討してみましょう。
参考:住まい給付金サイト
家族構成 | 夫30歳 妻27歳 子4歳 子1歳 |
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土地価格 | 1,070万円 |
住宅建築費 | 1,800万円 |
自己資金 | 500万円(内、70万円贈与額) |
頭金 | 350万円 |
諸費用 | 150万円 |
住宅ローン借入額 | 2,220万円 |
返済額 | 月7万円×35年(ボーナス時加算額:なし/固定期間選択型(3年)/金利0.89%) |
住宅購入は約2割の頭金が必要と言われています。このケースでもやや頭金が少なめなのですが、内装に凝る場所、凝らない場所のメリハリを付けることで総コストを抑え、借入金をできるだけ少なくしたそうです。ボーナス時の加算がないので、上手く繰り上げ返済を行いたいところです。金利が固定期間3年でその後は変動型のプランになっていますが、3年固定は、変動金利の増え幅に上限がありません。急激な金利上昇に備えるためにも、ボーナスを使った繰り上げが重要になるでしょう。
家族構成 | 夫44歳 妻40歳 |
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土地代金 | 1,300万円 |
住宅建築費 | 1,510万円 |
自己資金 | 600万円(うち贈与額、500万円) |
頭金 | 500万円 |
諸費用 | 100万円 |
住宅ローン借入額 | 2,310万円 |
返済額 | 月7.2万円×30年(ボーナス時加算なし/変動型/金利0.725%) |
頭金は理想の20%近く用意できていますが、気になるのはローン終了が定年後ということ。40歳過ぎてからの住宅ローンは、定年後の資金計画が重要なポイントです。いくらぐらい残高が残っていて、例えば退職金を当てるとしてもその後のライフプランとの兼ね合いも考慮する必要があります。
家族構成 | 夫30歳 妻31歳 子1歳 |
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土地代金 | 600万円 |
住宅建築費 | 2,250万円 |
自己資金 | 600万円(うち贈与額:500万円) |
頭金 | 400万円 |
諸費用 | 200万円 |
住宅ローン借入額 | 2,450万円 |
月8.2万円の支払いなら、ファミリー用の賃貸マンションと比べても安いかもしれません。ですが、自己所有の住宅だと定期的に修繕費用なども必要となるので、ボーナスを活用し、修理用の積立や繰り上げ返済を行いましょう。また、10年固定の金利は、大きく下がる場合もあります。そのような時には、借り換えを検討してもよいでしょう。
家族構成 | 夫38歳 妻34歳 子4歳 子1歳 |
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建築費 | 3,550万円 |
自己資金 | 1,700万円(うち贈与額:350万円) |
頭金 | 1,550万円 |
諸費用 | 150万円 |
住宅ローン借入額 | 2,000万円 |
返済額 | 月7万円×20年(ボーナス時加算20万円/全期間固定型/金利1.1%) |
支払い年数を短くするために、ボーナス時の加算額を20万円とかなり多めにとっているところが特徴的です。年収のうち、ボーナスが占める割合にもよりますが、ボーナス時加算額を大きくし過ぎることにはリスクもあります。安全な範囲で検討するなら、毎月の支払額の2倍程度がおすすめです。
家族構成 | 夫43歳 妻42歳 子13歳 子10歳 |
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土地代金 | 2,150万円 |
住宅建築費 | 2,210万円 |
自己資金 | 900万円(うち贈与額:500万円) |
頭金 | 860万円 |
諸費用 | 40万円 |
住宅ローン借入額 | 3,500万円 |
返済額 | 月9.5万円×35年(ボーナス時加算なし/変動型/金利0.75% |
完済予定の35年後は、夫の年齢が78歳になります。繰り上げ返済も計画として組み込んでいるようですが、これから進学にお金のかかる時期。子供の大学卒業など教育の目処に合わせて、繰り上げ返済を行うのがよいでしょう。
以上、年収別の住宅購入資金プランの例とポイントを紹介しました。家族構成や年齢、収入構成(共働きか賞与の割合はどの程度かなど)に合わせて、柔軟に資金プランを検討することが大切です。