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維持費のアレコレ

メンテナンス費について

土地を買い、家を建ててからも随時「メンテナンス費」や「固定資産税」などの維持費がかかります。固定資産税は毎年所有する土地に対してかかるものなので、忘れずに考慮に入れておきたいお金です。

メンテナンス費は外壁や屋根の修繕、住宅内の設備の取り換えや修理などといった、住宅の維持にかかる費用です。こちらも固定資産税とは別にして考えておきたいお金となります。

メンテナンス費については、新築の場合だと大体7年から10年前後あたりから必要になると言われて、外壁に多く使われているサイディングの場合、約7年から最大で15年程度で塗装をし直す必要があります。(住環境や持ちの良さによっては15年以上キープできる場合もあります)

7年~15年というのはあくまでも目安で、それより前に雨漏りなどが発生してしまって、急遽修理をしなくてはならないケースもまれに発生するため、住宅の状態には常に注意を払っておきたいところです。

外壁や屋根については、丁寧に塗装を行わずに家を組み立ててしまうと、雨や雪などの水分を通しやすく雨漏りやカビなどのトラブルが発生しやすくなります。

メンテナンス費用については外壁や屋根の広さ、住宅の規模、修繕箇所などによって変わります。外壁の場合は足場の設置や養生といった作業が組み込まれるため、一般的に100万円前後~となります。

キッチンやバスルームなどの設備については、設備ごとに修理費用や取り替えにお金がかかりますが、安い設備に取り替えるなどして価格を抑えることも可能です。

一例としてバスルームをリフォームする場合、100万円から600万円程度と幅がありますが、フルリフォームの場合すべての新築となるため、最低でも300万円程度は見積もっておきたいところです。

一度に出せるお金が限られている場合、早急に修繕が必要な箇所を優先するのが基本となります。限界まで節約する場合は業者とよく相談し、早急に修繕の必要がある場所を絞り込んでいくことになります。

ボーナスのように、まとまったお金が入るタイミングで住宅のメンテナンスを行うことも可能です。現金や貯金だけで補てんができない場合、ボーナスの入る時期を目途に修繕を考えてみるのも一つの方法と言えるでしょう。

固定資産税について

各住宅にかかる固定資産税については、各市町村(地方自治体)が土地や家屋を所有する者に対して課税する税金のことで、いわゆる「家主」に課されるものです。

固定資産税は、税の「評価額」に標準税率である1.4%(地域によっては若干の引き上げあり)をかけあわせた金額となります。

ここでいう評価額とは、国土交通省が定める「土地の公的価格」もしくは「家屋の時価」の70%程度の割合で付いている金額のことです。

土地の公的価格はその時々で変動する場合があるため、数年に一度の間隔で見直しが行われることになりますが、各市町村の取り決めであるため、厳密に数年おきに見直されるものではありません。

固定資産税は毎年一括払いもしくは4回に分けて納付することとなり、払い忘れや未納などが起きた場合、各市町村から督促状が届き、それでも支払いを忘れるとマイホームの差し押さえとなります。

国民の義務である納税を行わない場合、土地や建物を所有し続けることが困難になってしまうため、注意が必要です。

メンテナンス費などがかさみ、固定資産税の支払いが難しい状況になった場合は、すぐに各市町村の役所や役場に相談に行きましょう。理由を説明し、「いつまでに支払えるか」「なぜ支払えないのか」を伝えることで、マイホームの差し押さえを防ぐことができます。

失業中、求職中、もしくは事故や病気などで療養中というように、何らかの訳があって支払いが滞っている場合でも、正しい理由があれば支払いを延期してもらうことが可能です。

一度に支払いができなくても、分割払いという手段で支払うこともできますので、無理なく計画的に税を納めていくことが大切です。