その家に住むことになる家族の希望や理想のイメージをしっかり伝えることも、注文住宅造りの大事なポイントです。
注文住宅の利点は、建築素材、構造、間取り、デザインなど細部にいたるまでこちらの希望を反映させられること。なので、こだわりたいポイントがあれば、残らず建築会社に伝えるのが、家造りで後悔しないポイントです。
こだわりポイントとして伝えておきたいポイントとしては、以下のような要素が挙げられます。
建物の階数
一般的には2階建てを選択することになりますが、狭小地なら3階、土地に余裕があるシニア世代なら平屋建てもいいでしょう。
建築スタイル
和風でも純和風と和モダンがあり、洋風なら南欧/北欧/英国/北米など、注文住宅は建築スタイルによってデザインや機能の特徴が異なります。
これらを組み合わせることもできますし、自分たち家族の要望をしっかり伝えて、長所短所を含めて丁寧な提案をしてくれる業者なら信頼できると思います。
屋根の形状
屋根の形状は外観スタイルの印象に大きく影響します。片流れなら個性的な印象になりますし、より一般的な寄棟なら和洋問わずマッチします。
近年は太陽光パネルの設置を検討するケースもあるでしょうから、その場合は南側に大きめの面積を確保できる屋根の方がベターです。
ここでは、八王子の注文住宅会社・イイザワ建築企画の施工事例の中から、施主のこだわりを実現した物件を3例紹介します。
奥様のこだわりを形にしたキュートなナチュラルハウス
スタイルとしては南欧住宅ですが、細部のデザインや小物のコーディネイトなど、キュートさが随所にちりばめられた家です。
アンティーク調の照明にこだわったカフェ風の物件
デザインやインテリアすべてがフランスのカフェをイメージさせる、センスのよい物件です。中でもアンティーク調の照明が目を引くのは、個々の照明器具のデザインは異なるのに、全体的なコンセプトがしっかりと伝わってくる点にあります。同じメーカー製品で統一するよりも、こうした凝った小物で統一感のあるコーディネイトをできる施工業者なら、施主側の希望も膨らむと思います。
個々の建具にもこだわり新築でも懐かしさを感じる家
ひとつひとつの建具にまでこだわったというこの物件は、新築なのに味わい深い懐かしさを感じる仕上がりになっています。作り付けのテーブルや棚などオーダーメイドのインテリアは、新品の既製品と違って浮いてしまうこともありません。注文住宅を建てるなら、このように細部までオリジナルな仕上げをしてくれる業者がおすすめです。